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2007.12.5    バーチャル東京の「スキージャンプ・ペア」                                  ジャンプ台「東京シャンツェ」が一般公開                                              目指せ、ランキング第1位!目指せ、金銀銅のメダル獲得!                                                                                                                                    

    

   場所: バーチャル東京 Tokyo3    ※クリックするとSL内にテレポートします
     取材日:2007.12.05               ライター: Yabush Yamdev


 

 
12月5日午後7時、電通所有の「バーチャル東京」にあるSIM

「Tokyo3」に完成した、「スキージャンプ・ペア」のジャンプ台「東京シャンツェ」が一般公開された。

これは映像作家、真島理一郎さんのCGアニメーション

「スキージャンプ・ペア」に描かれている架空のスキー競技を

セカンドライフで再現したもので、2人1組でジャンプするスリリングな競技だ。

このスキージャンプ・ペアに、Mariel編集長と一緒に挑戦した。

 


高度172メートル、雲の中に霞む東京シャンツェ。

 


高度172メートルのスタート台は霧の中
 大学時代の冬休みに、近くにスキー場があるホテルで

 アルバイトをしたことがある。

 といってもスキーとはまったく関係のないバンドのアルバイトで、

 夜になるとホテルのラウンジでロックやブルースを演奏していた。

 夜の仕事だから昼間は休息、スキーはほとんどやらずじまいだった。

 スキーもろくにできない人間が、いきなりジャンプをしようというのだから

 無謀な話だ。が、ここはそんな無茶も許されるセカンドライフの世界。

 現実世界での経験の有無は関係ない。

 しかも、これから挑戦するのは、2人ペアで飛ぶ、

 架空のスキージャンプ競技だから、ジャンプする全員が未経験者だ。

 ジャンプ会場に着いたら、まずスキー用具とウェアの調達だ。

 会場の隅にある用具一式が入ったボックスを0リンデンドルで購入したら、

 いったん地面に置いてから、中に入っている用具を 持ち物にコピーして装着する。

 水色のウェアに99番のゼッケンが付いた白いビブス、

 赤いヘルメットとゴーグル、手袋、黄色いスキーブーツとスキー板、

 なかなかサマになっている。

 ただ、全選手がゼッケンも含めて同じ格好だから、誰が誰だか見分けがつきにくい。

 

 東京シャンツェのスタート台は、高度172メートルのところにある。

 かなり高い場所にあるから、霧というよりも雲の中にいるようだ。

 風向きが変わると、雲の切れ目から陽が射すように明るくなったり、

 深い霧が立ちこめて暗くなったりして、否が応でも緊張が高まってくる。

 

左は濃い霧の中、右は雲が切れて陽が射したところ。

 

今日、一緒にジャンプするのは、SL Style MagazineのMariel編集長だ。

とにかく一度ジャンプしてみないことには始まらないと列に並び、

さあ、次というときに気がついた。スキーブーツを片足しか履いてない! 

あれ、もう片方は? 

持ち物の中から慌ててスキーブーツを探し出し、履こうとしたけれど履けない。

何回、試してみても、片足はソックスのまま。ま、いいか。

「じゃ、飛びま……」と編集長に声をかけようとして前をみたら、

すでに別の人とジャンプした後だった。

いきなりのドジ。

 


いきなり100メートル越えの記録を出してランキング1位獲得!

 気を取り直して、別の人とジャンプすることにした。

 「よろしくお願いします」とあいさつしたところで気がついた。

 その人は、セカンドタイムズのHoge編集長だったのだ。

 ま、いいか。ところが、2人ともジャンプの方法が分からない。

 あとでわかったが、スタートゲート左側にある、赤いパネルにジャンプの方法が書いてある。

 


水色のシートに座れば準備完了、スタートだ。

皆さん、焦って飛ぶ前に、ちゃんと赤いパネルの説明を読みましょう。

 

ジャンプの手順は次のとおりだ。
1) スタートゲート左右にあるセレクトバーにタッチ
2) セレクトバーに表示されている、

  3種類のジャンプの技のなかから1つを選択
3) ジャンプは「Totem」、「Jesus」、「TwinV」の3種類
4) 水色のシートをタッチして着席
5) セレクトバー上段の「Start」ボタンをタッチしてスタート
6) パワーを貯めるため右矢印キー「→」を連打
7) 赤い仕切り線に合わせて後方の選手が

  右矢印キーをプッシュしジャンプスタート
8) 着地後、しばらく滑走してから後方の選手が、

  右矢印キーをプッシュしてストップ

 

スタートゲートで右往左往しながら、案内係の指示でどうにかジャンプの準備が整った。

さあ、スタートだ。闇雲に右矢印キーを連打していたが、

それがどの程度の効果があったのかよくわからない。

急勾配の下り坂を滑降して、赤い仕切り線でジャンプ! 

ジャンプしたら周囲の景色を楽しもうと思っていたが、

そんな余裕はまったくなく、気づいたら着地していた。

終わったぁ……。が、ノンビリしてる場合じゃない。

後ろに座ったプレイヤーには、滑走を止める仕事が残っている。

右矢印キーを押してストップだ。

やっと終わったぁ、ホッ。

 

滑降中は2人で右矢印キーをとにかく連打。

 

ジャンプ終盤。飛型姿勢がだいぶ乱れている。



■ビギナーズラックの101メートルで暫定第1位&銅メダル獲得!

 Hoge編集長の「おおお、100メートル越え!」の声に続いて、

 会場案内係の人に、

 「すごい記録ですよ。100メートル超えるのは、なかなか難しいです」

 「メダルを取ってください。メダルは集めておくといいことがあります」

 と言われた。

 そばで心配そうに見ていたMariel編集長も、

 「すごーーーーい!!! hogeさんとyabushさん、1位になった@@」

 と歓声を上げた。

 


101メートルの記録を出して銅メダルを獲得だ。

あたふたしているうちに終わっていた初ジャンプの飛行距離は、

なんと101メートル! 

東京シャンツェの一般公開後、初めての100メートル越えだ。

ジャンプ会場には4つの電光掲示板が設置されていて、

その日のトップ10のほか、週間/月間/総合ランキングが掲示される。

その第1位に自分の名前と記録が載ったのだ。

嬉しい、感激だ。でも、一般公開が始まってから、まだ20分もたっていない。

実際、その30分後には1位の座をあっさり明け渡し、

代わってMariel編集長と、SL Style Magazine編集部Chizzyさんの

ペアが出した104メートルが1位になっていた。

束の間の喜び……。

 

ほんの一瞬だったが、その日のトップ10の1位に名前と記録が掲示された。


新記録を目指して、それから何度かジャンプを試みたものの、

飛距離はジャンプするたびに落ち、最後は無様に転倒して失格に終わってしまった。

101メートルの記録はビギナーズラックだったようだ。

そんな人間が偉そうに言えた義理ではないが、スキージャンプ・ペアで

飛距離を伸ばす秘訣を紹介しよう。

 

ポイントは次の2つだ。

●ポイント1「助走中は2人の呼吸を合わせて右矢印キーを連打」
●ポイント2「赤い仕切り線で右矢印キーをタイミングよく押してジャンプ」

 

スタートしたら、2人で右矢印キーをとにかく連打だ。

キーを押せば押すほどパワーが溜まって、ジャンプの飛距離も伸びる。

2人のバランスも大切で、後ろのプレイヤーが強すぎると、

前のめりになって墜落、前のプレイヤーが強すぎると、前方が

浮き上がってやはり墜落する可能性が高い。

次に大切なのが、ジャンプのタイミングだ。

ジャンプのタイミングを決めるのは、後ろに座ったプレイヤーの役目だ。

後ろに座ったプレイヤーの画面には、自分を横から見た様子が映し出されるので、

赤い仕切り線に合わせて右矢印キーを押せばいい。

ところが、そのタイミングがなかなか難しい。

早すぎても遅すぎてもだめで、助走路前方にある、

赤い仕切り線でジャンプしたときに、もっとも飛距離が伸びる。

 


集めたメダルをライセンスに交換して、

 スキージャンプ・ペア第1回SJP国際大会出場だ!

 ジャンプが一定の距離を超えると、飛距離に応じて金、銀、銅のメダルが贈呈される。

 ただし、もらえるメダルは1回のジャンプで1枚だけだ。

 2人とももらえるわけではないので、あとで喧嘩にならないように

 注意しよう。そういえば、最初のジャンプでもらったはずの銅メダルがない。

 うっかり受け取り損ねてしまったようだ。残念。

 それはともかく、メダルは単なるジャンプの景品ではない。

 東京シャンツェでは今後、さまざまなスキージャンプ・ペア大会の

 開催が計画されている。大会には誰でも出場できるわけではなく、

 一定以上のレベルが必要だ。レベルを決めるのがライセンスで、

 ライセンスは集めたメダルと交換で取得する仕組みになっている。

 スキージャンプ・ペア大会のなかですでに開催が決まっているのは、

 3月1日に行われる予定のスキージャンプ・ペア第1回SJP国際大会だ。

 ライセンス制度は1月11日から導入される予定だから、

 世界大会に出場しようと思ったら今からメダルを集めておいたほうがいい。

 国際大会のなかには賞金が出るものもあり、出場するにはプロライセンスが必要だ。

 

左から、水口哲也さん、真島理一郎さん、今井ハラヨキさん、高橋ピョン太さん。

 

東京シャンツェ一般公開の初日、会場には

スキージャンプ・ペア制作チームの主要メンバーが勢揃い。

バーチャル東京総合プロデューサーの水口哲也さん、

「スキージャンプ・ペア」作者の真島理一郎さん、

ジャンプ台及びスクリプトのクリエイター、今井ハラヨキさん、

スキージャンプ・ペアのディレクションとスキーウェアなどの

オブジェクト作成を担当した高橋ピョン太さんの4名は、

集まった記者たちの前で今後の予定などを話してくれた。

 

それによると、現在、3種類用意されいるジャンプの技を

今後もっと増やし、ライセンスを取得すると選べる技も増えるという。

また、スキージャンプ・ペア大会では、飛距離だけでなく、

飛行中の飛型や着地の美しさでスコアが決まるそうだ。

ジャンプ中は、アバターが持っているアニメーションや

ポーズも動作するというから、ユニークなジャンプを披露できれば高得点も期待できる。

 

今回、Mariel編集長とは結局、一度も一緒にジャンプできずに終わってしまった。

ジャンプ会場近くには今後、ビアガーデンが作られる予定のようだから、

次の機会にはそのビアガーデンでじっくり作戦を練ってから、2人で金メダル獲得を目指そうと思う。

え、取ったメダルはどちらがもらうかって? 

 

それは……。

 

 


 

 

 

 

 

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